2・3月号

マイナンバーカードを健康保険証として利用できます[2021年2・3月号]

令和3年3月から、マイナンバーカードに健康保険証機能が加わる予定です。今後、運転免許証機能の追加も予定されており、マイナンバーカードがさらに便利になります。

マイナンバーカードがとっても便利に

マイナンバーカードで病院や薬局の受け付けがおこなえる「マイナ受付」が導入され、保険資格の窓口確認が容易になります。さらに、本人が同意すれば過去の処方薬や特定健診などのデータ連携がおこなわれ、旅行先や災害時でもより良い医療が受けられるようになります。また、1か月の医療費が自己負担限度額を超えた場合にその超えた額が支給される「高額療養費制度」の適用区分がオンラインで確認でき、窓口での一時支払いが不要になります。就職や転職、引っ越しの際にも、新しい医療保険者が手続きさえおこなえば、健康保険証の発行を待たずに受診することができます。
令和3年分の所得税確定申告からは、マイナポータル(https://myna.go.jp)を活用して、医療費控除の対象となる医療費(令和3年9月診療分以降)の自動集計がおこなえるようになります。マイナポータルからe‐Tax(イータックス)に情報連携しますから、医療費控除の手続きが簡単になります。
※ マイナ受付、薬剤情報や特定健診情報の連携などは医療機関や薬局によって開始時期が異なります。
※ マイナポータルとは、行政手続きやオンライン申請がワンストップでおこなえ、行政からのお知らせを受け取ることができる自分専用のインターネットサイトです。マイナポータルからご自身が処方された薬や特定健診などの情報を確認できるようになる予定です。

健康保険証機能を加えるためには

①マイナンバーカードを取得
まだマイナンバーカードをお持ちでない方に対しては、今回の健康保険証機能追加に合わせて、カードの申請に必要なQRコード付きマイナンバーカード交付申請書が送付されます。郵送やオンラインによる申請をおこない、交付通知書が届きましたら市区町村窓口でカードを受け取ります。
②健康保険証機能の利用申し込み
マイナンバーカードをお持ちの方は、カードの読み取りが可能なスマートフォンかパソコン、お近くの自治体に設置されているマイナポータル端末からマイナポータルにアクセスし、健康保険証機能の利用申し込みをおこないます(図・関連リンク参照)。
※ マイナンバーカードの取得申請について、詳しくはマイナンバーカード総合サイト(https://www.kojinbango-card.go.jp)でご確認ください。ご不明の点は次のマイナンバー総合フリーダイヤルにお問い合わせください。
 マイナンバー総合フリーダイヤル
 0120-95-0178
 受付時間 平日 9:30〜20:00 土日祝 9:30〜17:30
[カテゴリ:マイナンバー,国民健康保険,社会保障][2021年2・3月号 10ページ掲載記事]
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